-
耳の病気
人は音源から生じた空気の振動を感じて音を認識し、音により生じた鼓膜の振動は、鼓膜の奥の小さな骨(耳小骨)を伝わり内耳に到達します。内耳では振動を電気信号に変換し、聴神経を伝わり脳へ到達して音として認識されます。
-
鼻の病気
かぜは正式には「かぜ症候群」といって、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰などを主症状とする上気道(鼻やのど)の急性炎症の総称です。発熱、咽頭痛、全身倦怠感、食欲低下などを伴う場合があります。原因微生物の80~90%はウイルスが占めており、粘膜から感染して炎症を起こします。
-
副鼻腔炎
鼻は、外鼻孔といわれる鼻の入り口は狭いですが、奥には広い空間があり、副鼻腔という4つの空間(上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形洞)から構成されています。その為、より正確な診断を行う為には広い空間を確認することが必要となり、画像検査、特にCT検査が必須となります。
-
花粉・アレルギー性鼻炎
アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)を吸入することで、抗原と抗体が鼻の粘膜で反応し、鼻症状を起こすのがアレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎には、1年通して症状が出現する通年性アレルギー性鼻炎と、季節の花粉などが原因となる季節性アレルギー性鼻炎いわゆる花粉症があります。
-
のどの病気
急性咽頭炎は咽頭に炎症を来す病気です。かぜをひいてのどが痛いときなどは、ほとんどのケースで咽頭炎が認められます。特に、のどの左右両側にある口蓋扁桃が、感染源となった場合は急性扁桃炎と言われます。
-
小児耳鼻咽喉科
子どもには大人とは異なった特有の疾患や診療が必要となります。
耳鼻咽喉科の診療領域である耳/鼻/のどは、成長発達にも直接的影響を与えることが多いため、小児期から耳鼻咽喉科が関わることは非常に重要となります。
-
めまい
めまいは、比較的多くの方が経験する症状です。目に見える症状ではないので、なかなか相談しにくい症状でもあります。短時間で治るめまいから、長期にわたり治療を要するめまいもあります。
-
いびき・睡眠時無呼吸症候群
いびきとは、睡眠中にノドが狭くなり、空気が通るときノドが振動して音が鳴るものです。